炬燵の上
                          

     

            F6号(1969年頃の作品)


     余りにも純粋で、理想を追っていた俺の頭に

     就職を中心として“現実”と言うものが一度に

     襲って来て俺の頭の中を混乱させている

     一体、何が正しいことなのか

     何処までが許される限界なのか全く分からない

     理想と現実が渦巻いている現在が

     俺にとって一番曲がり角に来ているのかも知れない

     「就職」は、人間を変える一岐路である