渚の里パート1
                          

     

            F10号(1969年頃の作品)


     丘の緑、青い空、立ち並ぶ家々

     日本晴れの殿山の美しさを

     いつかキャンバスに描いて見せよう

     夕陽に照らし出されたその光景は

     巴里への郷愁じみたものに繋がる

     何故か分からない

     巴里など見たことも無いのに季節のせいだろうか

     それとも故郷へのノスタルジアなのだろうか